建築&株.com

建築士(卵)の資産形成物語

僕はアルベルティになりたい。

こんにちは、ヘイちゃんです。みなさんアルベルティって知っていますか。

 

時は1400年代、場所はイタリア世はルネサンスの時代であります。

ここに建築家として活躍した一人の男アルベルティがいました。

 

ルネサンスの時代は神を頂点としたそれまでの時代から、人間を中心とした世界観へ移り替わった時代です。実際それは建築の形にも表れてお、中世のフランスで発達したといわれているゴシック様式(12C~)はいかにしてミサ、つまり聖典を読む空間を創造できるか。ということが追及された時代でありました。この時代では、建築は神にささげるものであったととらえることができます。(もちろん住宅は生きるための空間です。)

 

ルネサンス時代の人々は、自由で民主的なローマの時代をあこがれ、望み、その伝統と芸術を発掘していきます。万能の神の前にひれ伏す代わりに、「万能の人」を求めました。全知全能の神より、ローマ時代のような自分たちだけの力で文明を、帝国を作った時代をあこがれたのでした。

 

万能の人として有名なのがレオナルド・ダ・ビンチがいますね。彼は「最後の晩餐」などの絵画でも知られていますが、ほかにも建築、音楽数学幾何学解剖学生理学、動植物学、天文学気象学地質学地理学物理学光学力学土木工学とあらやる分野で優れていました。

アルベルティはあまり知られていませんが、もともとは建築家でその後さまざまな分野で活躍します。ウィトルウィウス著の「建築十書」を研究したりしました。さらに建築を建築学という学芸分野まで押し上げたのも彼でした。つまり今の建築学の父ともいえるでしょう。

 

最初にアルベルティになりたいといいましたが、僕は何も建築の父になろうとは思っていません。しかし彼のようにまたその時代に活躍した建築家のようにあらゆる分野に優れた建築家はなんてかっこいいのでしょう。

 

建築だけできる人なんてつまらないでしょう?そんな人が造る建築は奇を狙っただけのものになってしまう気がします。哲学も知り経済学も知り音楽、美術、歴史、そして文学まで分野を網羅した素晴らしい建築科になりたいのです。

 

そのために株式投資もやるし、旅行にもいくし音楽を聴き美術館にも行きます。

建築家を目指すそこのあなたつまらない人にならないで、一緒に頑張りましょう。